元々内気で病気がちで、周囲に馴染めないタイプの子でした。
友達もいるらしいのですが、遊びに行ったりすることはほとんどなく、また、相手の子も不登校気味の子だったので似たようなものを感じていたのかもしれません。
中学生に上がってしばらくは大丈夫だったのですが、次第に「行きたくない」と言うようになりました。
学校に行くこと自体はいいけれど教室に行きたくないとの事だったので、担任の先生に話して保健室にいさせてもらうことになりました。そこから保健室登校が始まりました。
本人からと先生からの話ですが、保健室ではプリント学習を主にしていたそうです。
そりゃほかの先生は授業ですからうちの子だけに授業ができなくて当然だと思います。
保健室で上級生にやさしくしてもらったので気持ちが癒されたみたい
みんなよりちょっと遅れるくらいの内容をやっていたようでした。給食はクラスメイトの中でも仲のいい子が持って行ってくれていたようでした。給食も保健室で食べていました。
休み時間はそのクラスメイトが保健室まで降りてきてくれて相手をしてくれていたようです。
教室には1度だけ、修学旅行の班決めで必要に迫られて行ったようでした。
本人曰く、上記のクラスメイト以外とはほとんど会話をしなかったそうで、変に問い詰められたりせずによかったそうです。
その後、教室に行くことはありませんでした。
現在娘はひっそりと過ごしています。
買い物も昼間行くことには抵抗があるようで、夜に行くことが多いです。本人がそれで生きやすいのなら、それでいいと感じています。